さて、こちらは夜明け間近のフランスの別荘。
昨日ここに移動してきた4人組は、旅の疲れでまだぐっすり眠っているはず・・・。
・・・と、思ったら、
ん? 一階のキッチンに明かりが点いているようですね。
あら、起きていたのはクラレンスでした。
一番に起きて朝ごはんの支度なんて、偉いね〜キミは。
そして2階で寝ていたジリアンちゃんも、物音に気付いて起きてきたようです。
ジリアン:「ふぁ〜。アンタ、こんな早よから何やってんの? 泥棒かと思ったじゃん」
クラレンス:「何ってもちろん、うちの奥さんにお目覚めのお茶とクロワッサンを
お持ちする準備に決まってるじゃないか
」
ほほー。
さすが愛妻家のクラレンス、奥様のベッドまで朝食を運ぶつもりのようです。
メニューは、紅茶とバニラビーンズ添えのクロワッサン。ついでに薔薇の一輪挿し
奥様は、薔薇を眺めながら、バニラ香るミルクティーとバターたっぷりのクロワッサンを
召し上がるわけですなw
ジリアン:「うはは、マジかよー! アンタ、つくづくマメな男だねぇww
そりゃ大事な兄を嫁がせた妹としちゃありがたい話だけどよwww」
クラレンス:「人事みたいに・・・。君だってこれくらいしてもらわなくちゃ困る。
愛する妹を嫁がせたのは、こっちだって同じなんだからな」
クラレンス:「それにお茶くらい運ばないと、クローディアに愛想尽かされて
成田離婚(死語)されるぞ〜?」
ジリアン:「えっ!?」
ジリアン:
「な、成田離婚・・・。(ガーン)
」
クラレンス:「おはよう、ハニー
お茶が入ったよ」
ジャスティン:「わぁ
」
目覚めたら朝食の用意ができててベッドで食べれるなんて、なんと優雅な
クラレンス:「ハニー。今日もとても綺麗だよ(●´Д`●)」
クラレンス:「ずっとこうしていたいね・・・
」
ジャスティン:「うん・・・
」
そんなこんなで、今日も朝から超ラブラブなクラレンスとジャスティン君。
ずっとそうさせといてあげたいところですが、せっかくフランスまでやって来たから!ね!
ちょっとは思い出作りの観光もしましょう!!
クローディア:「お兄ちゃま、あのね、今日ジリアンちゃんがベッドまで
お茶を持ってきてくれたの。私、もうウットリしちゃった
」
クラレンス:「良かったね♪ それはジリアンがクローディアのことを
大事に思ってくれてる証拠だよ」
ジリアン:
(・・・ホントに良かった、クラレンスの真似しといて)
だはは!
ジリアンちゃんも結局、奥様のベッドまでお茶を運んであげたようですww
そんなわけで、ペアルックに身を包み、ハッピーな気分で別荘を出発した4人組は、
地元の美術館を訪れたり、
エッフェル塔をバックに写真を撮ったりして楽しい観光の時間を過ごし、
そろそろランチの時間になったので街のレストランへ移動してきました。
ジリアン:「みんな何食べたい?」
一同:「私クレープ♪ 僕カルボナーラ♪ 俺チーズステーキサンドイッチ♪」
各自の注文をとりまとめたジリアンちゃんが店のレジへと向かい、姫は料理が来る前にお手洗いへ。
するとその時、フランス人のデフォルトシムが店内に入ってきました。
おや?
この人は、昨日ジリアンちゃんがビザレベルを上げるために会いに行った、アドベンチャーの
依頼人ではありませんか。
マルゴ・プティさんという、可愛らしい名前の方です。
ビザレベルはMODで3まで上がっちゃったので、もう彼女に用はないんですが(笑)、
よ〜く見ると、なかなかの美人さんではありませんか。
美人さんなので、ジリアンちゃんの反応がちょっぴり気になります・・・ね?
『シム日記 第111話』 に続く→
←シム日記もくじへ戻る