ベントレイ家でジュリエットママさんお手製のパイをご馳走になったクラレンス。
おやつのあと居間で歓談していると・・・。
おや、ウワサのジャスティンお兄さんがアルバイトから戻ってきたようですよ。
クラレンスにとっては、初のティーン世代の知り合い誕生です。
ジャスティン:「ただいま」
ジリアン:「あ! おにーちゃ〜ん
」
クラレンス:「こ、こんにちは・・・。おじゃましてます・・・」
初めて見るティーンのシムに、ちょっと緊張気味のクラレンス。
こちらがジャスティン君。
目のタレ具合はジェフリーお父さん似。他のパーツはジュリエットママさんに似ているみたい。
ジャスティン:「ジリアンのお友達?」
ジリアン:「うん! クラレンスっていうの。あのね、クラレンスのお父さんてば、
あの有名なステファン・ブライスなんだよ〜(^^)」
ジャスティン:「ええっ!? ミステリー作家の!?」
クラレンス:「えーと、はい、あの、一応・・・(もじもじ)」
ジャスティン:「僕、君のお父さんの大ファンなんだ! 『凍る花』も読んだし、
『クリスティーナの遺産』も素晴らしかったね!!」
クラレンス:「あ、ありがとうございます・・・(もじもじ)」
ジャスティン:「いつか僕も作家になりたいんだ。君のお父さんは僕の目標だよ!!」
クラレンス:「そ、それは父も喜ぶと思います・・・(もじもじ)」
すると、お兄さんに話しかけられてもじもじしているクラレンスをジリアンちゃんが
部屋の隅に引っ張って行き、なにやらナイショ話を始めました。
ジリアン:「ねぇねぇ、クラレンス。うちのお兄ちゃん、どうよ?」
クラレンス:「え? ど、どうって・・・。聡明そうだね。きっと作家になれるよ」
ジリアン:「そんなの当たり前じゃんよ。私のお兄ちゃんなんだからよ」
クラレンス:「あ・・・そう
」
ジリアン:「じゃなくてさー。シムとしての魅力の話だよ!」
クラレンス:「み、魅力・・・」
ジリアン:「うちのお兄ちゃん家庭的だしお料理上手だし、きっといいお嫁さんにも
なれると思うんだ、私」
クラレンス:「お、お嫁・・・」
ジリアン:「でもっ! 大事なお兄ちゃんをどこの馬の骨ともしれないNPCシムに
盗られるのはイヤ! そんなの絶対阻止するんだから!!」
クラレンス:「・・・はぁ。」
ジリアン:「そ・こ・で! クラレンスになら任せてもいいかな〜なんてーっっ
キャハ
」
クラレンス:
「はぁ!?」
ジリアン:「言っとくけどね、お兄ちゃんの競争率は高いよ。幸い『硬派』の特性のおかげで
まだ恋人いないけどね。(つーか、恋人できそうになったら私がぶっつぶす。)
クラレンス、お兄ちゃんのこともし気に入ったら早めにツバつけなよ!!」
クラレンス:「つ、ツバって・・・
」
ジリアン:「ほら〜♪ もっとお兄ちゃんと話しておいでよ〜〜〜!!」 (ぐいぐい)
クラレンス:「え!? ちょっ・・・、ジリアン〜
」
そんなわけで、もっとお兄さんとお話しさせたいのはやまやまなんですけどね、もうすぐ
お夕飯の時間ですよ。
お父さんたちに怒られないうちに、早くおうちへ帰ろうね。
ウォルター:「クラレンスくぅん、またママのパイ食べに来てね〜
」
ジリアン:「ねぇねぇ、クラレンス。お兄ちゃんに会いたかったらさ、
いつでも遊びに来なよね
」
クラレンス:「う・・・うん
」
こ、これは・・・。
どーする、クラレンス!?
『シム日記 第29話』 に続く→
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