とある日曜日、クラレンスとジャスティン君は、リバービューの霊園『オールドタウン墓地』に
やって来ました。
クラレンス:「ジリアンから聞いたんだけど、彼女ここでバイト始めたんだってね」
ジャスティン:「そうなんだ。あの子、お墓なんて怖くないんだって
」
ほほう。ジリアンちゃんは霊廟でバイトしてるんですか。
彼女は 『命知らず』 の特質をジェフリーお父さんから受け継いでいるので、夜の墓場ごとき
怖くもなんともないのでしょうな。
クラレンス:「ね、ジャスティン。霊廟の中、ちょっと見学してみよっか?」
ジャスティン:「・・・え。で、でも、僕はジリアンと違って怖がりだもん。
納骨堂なんて怖いよ・・・」
クラレンス:「だ〜いじょうぶだって。こんな真昼間からオバケなんて出ないよ♪」
・・・というわけで、季節外れの肝試しをすることになった2人。
ジャスティン:「大丈夫かしら・・・
」
不安げにクラレンスの後を付いていくジャスティン君。
残念ながら、扉がばたんと閉まった後は中の様子を見ることができないので、2人が霊廟の中を
見学している間は、ただオドロオドロしい音が流れるのを聞いているしかありません・・・。
なので、↓ これは霊廟の中で繰り広げられているであろうシーンの想像図。
ジャスティン:「きゃーーー!!! な、何かいる! 何かいるよ、クラレンスーーーッ
」
クラレンス:「オレにつかまってれば大丈夫だよ、ジャスティン
」
クラレンス、どさくさにまぎれてジャスティン君を触りまくってます。
そしてやっと見学を終えた2人。
ジャスティン:(す・・・すっごく怖かった・・・。くすん
)
クラレンス:(す・・・すっげー楽しかった・・・。
ジャスティンのバニラシャンプーの香りが、こう、ふわ〜っと・・・
)
クラレンス、君は変態か???
ジャスティン:(もう絶対行かない
)
クラレンス:(また来ようっと
)
・・・と、それぞれの思いを胸に帰って行きましたとさ。
『シム日記 第44話』 に続く→
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